アロエは昔からけがややけどの治療や、化粧水として親しまれていますね。
アロエの肉厚な葉の部分には、お肌にとって有効な成分がたくさん含まれていることが分かっています。
シミやニキビなど、お肌のトラブルにも効果があるアロエ。
様々な化粧品に含まれているアロエの効果をご紹介します。
アロエの成分とは
アロエの葉には多くの有効成分が蓄えられ、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酵素類などの栄養素からアロエ特有の成分など、200種類もの成分が含まれています。
なかでも美容に効果があると注目されている成分は以下の通りです。
・アロエチン→殺菌作用
・アロミチン→抗ウイルス作用
・アロイン→腸の動きを活発にする(便秘改善)
・ミネラル・アミノ酸→肌を健康に保ち潤いを与える
肌を健康に保つために化粧品として塗ることはもちろん、食用としてアロエを摂取することでも美肌のためにアロエは効果がありそうです。
アロエの効果的な利用法
アロエを効果的に美肌のために利用するには
・アロエを食べる
・アロエ成分配合の化粧品を塗る
この2種類の方法があります。
アロエは食用にも化粧品、医薬品にも使われています。
アロエを食べる
ジュースやヨーグルトに入っているアロエには健康や美容の効果が期待できます。
アロエを食べることで肌のコラーゲン量が増えたという研究結果もあります。
腸の動きを活発にする効果もあるので、腸内環境が改善されます。
腸内環境が悪いと便秘や肌荒れアレルギーなど様々な症状の原因にも。
美肌と健康のためにも腸内環境を整えたいですね。
アロエ成分配合の化粧品、医薬品を塗る
炎症を抑える効果があるので、化粧品や医薬品に使われています。
化粧品などに使われる葉肉の部分には、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
アロエの保湿作用によってお肌に潤いを与えながら、ハリのある肌を目指すことができます。
アロエで得られる美肌効果
アロエを食べたり、化粧品を塗ることで具体的にどんな美肌効果があるのか、下にまとめてみました。
ニキビなど皮膚炎の予防・緩和
アロエには抗炎症作用があるため、炎症を鎮める効果があります。
アロエの抗炎症効果として、3つが挙げられます。
抗菌作用・抗炎症作用で症状を緩和させる
皮脂の過剰な分泌を抑える
かゆみの原因となるヒスタミンの生成を抑える
過剰な皮脂を抑え、お肌を引き締める収れん作用もあるので、保湿をしながらニキビケアをしたいという方にアロエは最適です。
美白効果でシミやくすみの改善
アロエには肌に透明感を与える美白効果があります。
アロエの成分アロエシンにはビタミンCと同じくらいの美白効果があります。
これはメラニン色素をつくる働きを抑えるとされています。
シミ・そばかすの予防だけでなく、細胞の生まれ変わりを促進し、メラニン色素を外に追い出してくれます。
すでに出来てしまったシミ・そばかすにも効果が期待できそうです。
ターンオーバーを促し、潤いと弾力感アップ
アロエの美肌効果として期待できることは、「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期を整える働き」です。
ターンオーバーが促進されればシミを薄くする効果も期待できます。
アロエから抽出したエキスを肌に塗ると、肌のコラーゲン量が増えたという研究結果もあり、さらにアロエを食べても効果が得られることが分かっています。
アロエエキスには、コラーゲン生成をサポートするはたらきがあるのです。
コラーゲン量が増えれば、肌の弾力アップや潤い感がアップすることが期待できます。
紫外線から肌を守る
アロエに含まれる多くの成分が相乗的に美肌に効果を発揮することが分かっていますが、紫外線による表皮細胞へのダメージ抑制効果も明らかとなっています。
アロエの成分には紫外線を浴びた皮膚の過剰な細胞死(アポトーシス)を抑制し、皮膚を紫外線から守る効果があるそうです。
アロエが配合された化粧品類を日常的に取り入れることで、細胞レベルで日々蓄積される紫外線からのダメージを防いで、すこやかな肌の維持ができますね。
アロエの摂りすぎは注意!
健康や美肌に効果があるアロエですが、食べすぎは注意が必要です。
下痢
腹痛
子宮収縮
血圧低下
アロエには腸の動きを活発にさせる働きがあり、便意を促し便秘改善に効果的です。
ですが、食べすぎるとお腹を下してしまいますね。
また子宮の収縮をうながす作用があるので、妊娠中はアロエの摂取は控えましょう。
流産や早産の恐れもあります。
食用には注意が必要ですが、スキンケアとして肌にアロエエキスを塗ることには、副作用の心配はほとんどありません。
まとめ
お肌に潤いを与え、肌荒れを防いで美肌に効果があるといわれているアロエ。
アロエの成分を配合した化粧品を日常的に取り入れたり、アロエを食事に取り入れてることで美肌への強い味方になってくれそうです。
手軽に毎日の生活にアロエを取り入れてトラブルのない肌を手に入れましょう。
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